本日は、『カーポートの交換工事』のご紹介をします。
今回は、およそ40年前に作ったカーポートを交換したいとのご要望です。
骨材は鉄骨に塗装仕上げ、屋根材は塩ビ製の波板にて20年前に交換されたとの事ですが、経年劣化に依り、部分的に破損してしまっています。
鉄骨部材も、なかなか塗装する事が出来ず、錆が浮き柱下部は腐っていました。台風や強風時にはカーポート本体が飛んでいってしまう危険性もありますし、当然車庫ですので車への被害も考えられました。
土間コンクリートは、撤去せずに柱部分のみ撤去し、新設柱部分と共に補修にて仕上げる事に依り、費用が抑えられます。
住宅本体との接続はせずに、単独にて自立させますが住宅との間の隙間を極力少なくしたいとのご要望でした。
カーポートの耐風圧が低いと住宅本体に接触してしまいますので、今回のカーポートはＬＩＸＩＬ製品のフーゴＦと言う、6月販売の耐風圧強度42ｍ/秒の商品をお薦めしました。
屋根材は熱線吸収ポリカを使用して、大事な車両を熱や紫外線から守ります。
実際、屋根の下にいると温度差を感じられます。夏の暑い間に車に乗る時のムッとする感じが和らぐと思います。
今回は縦に2台分の車庫です。住宅本体までの間を現場加工にて切縮める（オーダーサイズ）となっています。
既製品のサイズはもちろんの事、現場現場に合わせたオーダーサイズも承っております。
また、どうやって施工した方が良いか？などの御相談もお気軽にして下さい。
