WORKS 施工事例

旧店舗を住居にリフォーム

本日は、『旧店舗を住居にリフォーム』のご紹介をします。
重量鉄骨3階建て屋にて1階部分を店舗と作業スペースにされていました。今回、1階部分をリフォームして住居スペースにし、なるべく1階にて生活されたいとのご要望でした。

 

工事前(解体工事)の様子です。写真3枚目の階段部分から靴を脱ぎ、生活部分に入ります。階段から上の部分は工事せず、新たに1階部分に住居部分を造ります。

 

工事中の様子です。既設の外壁面の壁は撤去せずに、その中側に新たな壁下地を組んでいきます。材料は軽量下地(LGS)にて施工します。既設壁面に接着していないので、既設壁との縁が切れ、音や外気が伝わりにくくします。
2枚目の写真は、既設シャッターの内側に新たな基礎を設置して、シャッターを開けたら外壁となる様にしました。
玄関となる土間部分から床の高さまでを極力低くしたいので、基礎は低く設定してあります。
1枚目の鏡部分は旧店舗にてお客様がお気に入りの部分でしたので、今回は解体撤去せずに残す事にしました。

 

工事後:玄関
土間タイルは旧店舗にて使用されていた部分です。靴脱ぎ場に式台を設けて、1段の高さを11cmに設定してあります。式台の奥行は45cmあるので、安定して靴を履いたり脱いだりすることが出来ます。

 

工事後:鏡部分
鏡部分にて、玄関土間部分と部屋部分の境壁にしてあります。
お出かけになる時に、チョコット確認する事が出来ます。

 

工事後:玄関横ウォークインクローゼット
奥の窓部分は旧店舗のフロント窓です。棚を設けて余分な家具などを置かなくても良い様にしました。

 

工事後:居間・台所
お二人にての生活の為に2.1mのキッチンを設置しました。右側の引き戸からは階段部分となっています。
奥の引き戸から寝室、水廻り部分となっています。

 

工事後:水廻り部分
寝室の引き戸(写真 左側)から水廻り部分を集中させた配置とし、動線を単純化してあります。
浴室:2畳、洗面・脱衣所:3畳強あります。

 

工事後:トイレ
上の洗面・脱衣所の写真の手前側がトイレです。広さは2畳強あります。将来もし、お客様が車いすになったとしても介助しやすい様に広く面積を取ってあります。
便器はLIXIL製:サティスを設置し、身体が御不自由になって、便器を使用した後でも、身体の向きを変えなくて済むようにタンクレス便器で便フタなど自動の物を採用してあります。
タンクが無いために、手洗い器を設置してあります。水栓は自動水栓です。

今回水廻り部分は、他の住宅と比べると十分広い面積がありますが、寝室などの部屋と比べるとやはり狭いので引き戸は開けた場合の有効幅が広い物を採用してあります。

 

工事後:寝室から見た居間・台所
玄関部分の扉は2本引き戸としてあり、開けると玄関土間部分:6畳と一体感があります。

今回の現場では、住居部分が2階以上との事で、エレベーター設置も考慮しましたが、設備や部屋の配置や段差解消を変更するよりも、1階部分に新たに住居部分を設けた方が、外出しやすく散歩に行きやすく、結果的にお身体にも良いのではないか?と思い、お勧めしました。

設備器具などの交換だけでは無く、動線も配慮や将来を見据えた間取りなど、ご提案させて頂いております。お気軽に御相談して下さい。

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