WORKS 施工事例

濡れ縁の設置

本日は、『濡れ縁の設置』のご紹介をします。

戸建て住宅の1階の掃き出しサッシの外部に靴脱ぎ石や台が無いので濡れ縁を設置したいとの御依頼を頂きました。

工事前の様子です。U字型溝の蓋やブロックなどで嵩増ししてあり、サッシ外部にある物干し竿に洗濯物を干すときに利用されています。

重量がある物なので、ずれることは無さそうですが、やはり固定が為されていないので心配です。

以前は、濡れ縁は木製で現場に合わせて造る事が多かったですが、木製ですと腐りにくい材料は非常に高く、経年劣化(木材の乾燥も含む)に依って、年輪部分がザラザラして来たり、またササクレやトゲなどが発生して大変危険な状態になります。メンテナンスも5年に一度くらいの頻度で塗装などをしなくてはなりませんので、コストが高く掛かります。

よって今回はアルミ製の商品をお薦めしました。(すのこ部分は人工木) 腐りませんので安心です。(木製の場合は、上部から見ただけでは腐っている部分が見えない場合が多く、ケガをされた時に腐っていたことに気が付く場合もあります。)

 

今回の工事は、濡れ縁を建物本体に固定したくないとの事ですので、1個20cm角のコンクリート製束石を地中に埋めてモルタルにて固定します

計6個の束石を埋めるので大変重量がありますから、濡れ縁の上に乗ってもガタつきませんし、端に乗ってもシーソーの様に危険な状態には、ならない様にします。

 

設置した束石です。写真は4個ですが計6個使用しました。

 

濡れ縁の設置後の様子です。コンクリート製の束石にL字型のアングル(金物)を固定してから、濡れ縁の足の中に入れ、ビスで固定してあります。

建物側に固定出来る場合は、基礎などの部分にアングルを固定してから、濡れ縁本体をそれに固定させます。

 

濡れ縁の仕上がり高さはご希望の高さに出来ます。今回は掃出しサッシの下枠合わせで調整してあります。

一つ注意点があります。商品のすのこにはアルミ形材(アルミ素地)と写真の様な人工木(木粉入り樹脂タイプ)がありますが、熱の伝わり方を考えて人工木をお薦めしました。

設置時期は真夏ではありませんが、天気が良く、日光が当たっていました。触ってみますと熱く感じましたので人工木でも真夏は靴下や素足で濡れ縁に乗ると大変熱く感じると思います。

外用のスリッパや草履を使用して下さい。

 

現場の状況やお施主様との予算のお話合いの中で最適なアドバイスをご提案させて頂いております。

もちろん、現地調査、御見積り、御相談は無料にて対応させて頂いております。工事の大小に関わらず、何でもお引き受けしております。

 

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