本日は、『大切に使っている家具の修理』のご紹介をします。
年代は古くても思い入れが強い大切な家具が、どこの御宅でもあると思います。
勿論、ある時期には買い替えたりすると思いますが、思い出や故人からの頂き物であった場合には、すぐには買い替が出来ないものです。
また、当然出来れば修理などの手を入れて今後も長い間使用されてこその家具と思います。
今回は家具の扉部分の蝶番が破損した為修理の御依頼を頂きました。
観音開き（両開き）の扉の向かって右側の下側蝶番が壊れてしまっています。
今回の蝶番は、真鍮製の蝶番が使用してありました。真鍮製の蝶番は本体の肉厚が薄い物が多く、以前は家具や仏間の襖扉などに利用されていました。
芯に当たる棒状の部分が無くなっていたので交換をお薦めしました。
蝶番本体の大きさが以前の物と比べ2ｍｍ大きかったため、扉部分の加工を大きくし新蝶番を取付けて実際の扉の開け閉めを確認します。
閉めた状態の蝶番の見た目をチェックして完了です。
折角の思入れがある物を大切に手を加えながら長い間使用したいですね。
当社では簡単な修理や相談、椅子やソファーの生地の貼り替え、サイズを合わせたオーダー家具の作成や押入れをクローゼットに変更し仕切りをオーダーしたい等の御相談も受け付けております。
何でも建物内・外部の工事の御相談や暮らし方のアドバイス、どこに相談したら良いか分からない等の全ての御相談を受け付けております。御気軽にお問い合わせして下さい。
