本日は、『外部の手すりの設置』のご紹介をします。
家の外にも手すりが欲しいと思われている方も多くみえると思います。宅内なら下地の有無によって手すりを付ける場所や補強木下地を付けたりして対応します。
なら外部では?と心配される方もみえると思いますが大丈夫です。コンクリート土間やタイルが貼って有るポーチでも取付が可能で、勿論自立しますので建物から離れている場所でも設置が可能です。
今回は築20年を経て、『今後の事も考えると玄関の外にも手すりが欲しいね。』との御相談を受けて設置しました。玄関サッシを出た所のポーチがタイル貼りで階段は天然石が設置してあります。
階段の両側に手すりを設置します。写真の向かって左側は手すりの長さが長くなるので中間にもう一本柱を建てます。総計3本の柱の設置となり上部と下部の柱はコア穴を開けて埋込み真ん中の柱は土の所に設置するのでコンクリートで根固めが必要です。穴を開けずに設置する金具もありますが、その下地になるコンクリートの厚みが穴を開けるまでは分かりませんのでコンクリートの厚みに依らず固定が出来るコア穴をあける施工方法が確実です。ただし穴を開けるために特殊の道具、刃が必要となります。
一番下の石の手前に穴が2か所(左右)開いています。階段石の左側のまきの木は手すりがそちら側に設置した場合に体が左側に寄る為、邪魔になるので今回は根元の上でカットしました。
写真右側の手すりは郵便ポストを利用する時に邪魔になるのでタイルポーチ部に柱を設置せずに一段下の石とポーチの間にコンクリートで根固めしてあります。駐車場のコンクリートの土間が水平でないのと石の大きさや向きに依って左右の手すりは平行と同角度には設置できませんが使いやすさを重視しております。
この様に現場に依ってきちんと現地調査をして施主様に最適なアドバイスをさせて頂いております。
もちろん、現地調査、御見積り、御相談は無料にて対応させて頂いております。工事の大小に関わらず、何でもお引き受けしております。