本日は、『外壁改修工事 2』のご紹介をします。
外壁工事にて、まず最初に行う工程は外部足場の設置になります。
外部足場には、その外部にネットシートを張る事により、周囲の建物や住民の皆様に埃や塗料などの飛散を防ぐ役割はもとより、現場で施工する職人さんを安全できちんとした品質の施工を安心して行う事ができる環境を提供する役割も担っております。
「足場費用が、もったいないのでハシゴで工事して。」などと稀に言われる場合がありますが、自分の身を守るのが精一杯の職人が、きちんとした施工が出来るでしょうか?
外壁塗装の場合などは、最初に高圧洗浄を行いますが、水圧で自分が飛ばされてしまう恐れで洗浄や下地処理がおろそかになり、結果塗装本来の効果が短くなる事もあります。
また、今回の工事では7月末に伊勢湾台風クラスの台風(季節外れの台風で困りましたが)や8月にも台風が東海地方に来たので、風の影響を少なくするために外部足場のネットシートを足場にまとめました。近くの他の建築屋さん(有名他メーカーさん)の足場でもネットをまとめていましたが、結局工事終了時の足場解体時までまとめたネットはそのままの状態でした。
当然ネットが掛かって無い状態でも職人さんが工事の為に足場に上がっていましたが、一歩間違えば転落事故になりかねません。
工事請負業者は、お施主様や周囲の住民様だけでは無く、その現場に携わる職人さんにも配慮して施主様の工事がきちんと安全に終了する様に努めなければ、結局悪い現場(悪い品質)になってしまうと思っています。
今回は、工事の報告では無くて、当社の現場を施工するに当たっての意気込みになってしまいましたが、結局は良い施工をするに当たって重要な事なのです。
少し、長くなるかもしれませんが、当社社屋工事のご報告を意見も交えて何回かに分けてアップしていきます。