本日は、『テラス、ブロック塀の外構工事』のご紹介をします。
以前からご紹介させて頂いております、お客様です。
工事完了後にお庭の外構工事の御依頼を頂きました。以前物置の建っていた基礎の役割のブロックを解体時に残してありましたので、それを左官にて仕上げてから化粧ブロックを2段積み、アルミフェンスを取付てから、土間コンクリートにて仕上げをします。
1階に住居スペースを工事しましたので、やはり1階にて洗濯を干したいのでテラスも設置しました。
解体後の様子です。解体時にブロック基礎を敢えて残し、境界を確定するとともに将来の外構工事の基礎に再利用する予定でした。
土の部分が水はけが悪く、ねこの糞害にも遭われていましたので、コンクリートにて打設する事をお薦めしました。
最初にテラスを設置しました。敷地に合った形状のテラスも設置できますが今回は敢えて近隣の屋根の雪がテラスに落下する事と間口も建物と同寸法でなければならない事が無いので既製品の寸法内で施工しました。
以前の物置のブロック基礎は解体時に破損した部分もあり、見た目も悪いので左官工事にてモルタル金鏝仕上げにて施工しました。
左官にて既設ブロックを仕上げた後に鉄筋アンカー施工後、ユニソンシャモティーの両面化粧ブロックを2段施工しました。
アルミ形状フェンスの柱を取付けるために最低1段は既設基礎ブロックの上部に施工する必要がありますが、今回は新設アルミフェンスの高さとブロック基礎外部の土間の高さ、施主様が生活される建物内部の床の高さを考慮して2段ブロックを施工しました。
アルミフェンスは通風や防犯の事も考慮して少しスリット感のある商品を選択されました。
最後の工程です。土間の部分に砕石を敷き込み、転圧し地固めします。
そこにワイヤーメッシュの鉄筋を敷き込み、生コンにておよそ100mm打設し金鏝仕上げにて仕上げました。
写真奥の研ぎ出し流しも今回チョコットした物を外部にて洗いたいとのご要望を頂き、設置しました。当然排水もコンクリート打設前にテラスと共に既設排水に接続してあります。
今回は解体工事前に将来のここの部分の使用を予測して既設ブロックを残すことにより、余分な解体費用と新設ブロックの設置費用を削減できました。
建築前、建築途中、将来の計画などの色々な御相談を基にご提案をさせて頂いております。
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