WORKS 施工事例

【外壁塗装 3】コーキング施工

本日は、『外壁塗装 3』のご紹介をします。
3月24日にアップしました塗装工事の現場報告3です。

今回は、コーキングに付いての記事をアップします。
コーキングを使用する場所は、必ず『水』が内部に入って来る可能性がある所や、材質が異なる物どうしがくっついた所です。
いずれにしても、外部に面しているので、この工程をしっかり施工しなければ建物を長く維持する事が出来なくなります。

 

古いコーキングを撤去した後に、新たなコーキング(シーリング)を打設します。
コーキング後に塗装をして、コーキングの表面を保護する部分と、それ自体を化粧にて見せる部分とがあります。
写真で白色の部分は上から塗装材を塗るので材料が保護されますが茶色の部分は化粧仕上げの為、紫外線の劣化をまともに受けるために材料を吟味します。
今回はALC材目地部とアルミサッシ取付部の隙間に白色のウレタンコーキング(ノンブレードタイプ)を使用し、化粧仕上げのアルミサッシ本体と下部のアルミ水切りとの間をこげ茶色の変成シリコーンにて施工しました。
ウレタンコーキングは耐候性は変成シリコーンよりも劣りますが塗料の密着性は高いと言われています。また、コーキングの材料を柔らかくするために「可塑剤」というものが含まれている為にコーキング材の上に塗装すると、この「可塑剤」が塗膜を変質させて、 そこだけ塗装表面が黒っぽくなることがあり、「ブリード」と言われる現象が生じるので材料はノンブレードタイプの物を使用します。

また、各材料にも共通しますがコーキングをしっかり密着させるために充填部に接着剤的下塗材「プライマー」をハケ塗りします。
1液製の物はプライマーは要らないとか、単価の無い現場で職人がプライマー工程を抜くことで値段の帳尻を合わせる悪徳業者などが、居るみたいですが必ずこの工程をしっかりと行います。折角コーキングを打設しても材料との接着が悪くて、数年後にひびや割れ、悪い場合にめくれ等が生じた場合に、そこから水が侵入して来ます。
その時には、もちろん足場も無く、ひょっとすると依頼した塗装屋さんも連絡が付かない状態になっている場合もあり得ます。

 

コーキング打設後

 

勿論、お客さんが工程をつきっきりで監督する事も出来ませんので単に安価な業者に依頼するのも考え物です。
塗装工程自体よりも、下地処理を重視しないと折角高価な塗料を使用しても意味がありません。勿論、水が浸入しやすい部分が重要なのです。

工程管理も自信があります。何でも御相談して下さい。

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