本日は、『流し台の交換工事』のご紹介をします。
流し台の使用年数は30年位との事でしたが、非常に綺麗に使われています。ガスコンロは交換されたとの事でしたが、その下のガスオーブンレンジは、現在も使用出来ます。
何年か前にキッチンをリフォームした際に流し台を一時撤去せずに床上げ工事（55ｍｍ）をされた為に流し台の天板が低くなってしまい、ご自身が高齢になるに従い非常に腰が痛くなるので流し台のみでも交換したいとのご要望でした。
床上げ工事と同時期に壁もタイルからキッチンパネルに変更してあり、天井、壁ともクロスが貼り替えて有ります。
流し台の使い勝手も、なるべく現在に近い物が良いとの事です。
工事前の写真です。扉も痛みが無く、非常に綺麗です。（年数を感じさせません。）
ＩＨ調理器は御抵抗があるとの事でしたので、今までと同様にガスコンロを選択されました。但し既存はＳＩセンサーが3つのゴトクの1か所のみでしたので今回は3か所ともセンサー付の物にされました。
ガスオーブンレンジは家電の物（電気式）があるから、必要ないとの事でした。
食器洗い乾燥機は、写真の様に据え置き型ですが、流し台に組み込み型より下向き姿勢にならないので、現在の様に使用したいとの事でしたので、そのまま利用します。
換気扇はシロッコファン式でしたので汚れが隅々まで掃除出来ないので今回は交換となりました。
流し台も長年扉式のキャビネットを使用されていましたので今回も扉式をメインに配置してあります。但し今までの物も引出しも数か所ありますので、同じ位の引出し数にして、使い勝手を重視しました。換気扇は奥様の身長を考慮して、少し下げました。調理の煙も吸いやすいし、換気扇のスイッチにも簡単に手が届きます。
今回は以前の流し台を撤去後、他の床材と同じ高さまで床上げしてから新品の流し台を据え付けていますので、天板の高さもご希望通りの高さになり作業で腰が痛くなることも無くなります。
工事をするに当たり、使い勝手が悪い、動線が長くて疲れるなどの、ご不満が有る場合は大きなリフォームが必要となりますが、そうでない場合は、あえて配置を変えると長年の使い勝手が変わり、かえって使いずらくなる場合が有ります。
お客様の年齢や身体の状態を考えて判断した方が良いと考えます。（勿論大きな工事になった方が当方はうれしいですが）
単純に器具の交換工事だけでも、施工しますので御相談して下さい。
御相談、現場調査、下見は無料にて受け付けております。
工事の大小に関わらず、何でもお引き受けしております。
