本日は、『小工事:木製建具カギ取付・金具交換』のご紹介をします。
今回は、洗面室の引き戸にカギが無いので表示錠の取付と洋室のドアにも表示錠を取付したいとの御相談を受けました。引き戸・ドア共に建材メーカーさんの既製品の建具と建具枠にて施工がしてありました。
事前の調査の時に建材メーカーさんの品番と建具形状などをチェックし問い合わせの結果、引き戸は金具の色は異なるけれどカギ単体にて取付可能との返事。ドアはレバーハンドルの形状は現在は無いけれど交換可能と、いずれも返事が来たので建具交換では無く、金具のみの取付にて御提案しました。
工事前です。工事箇所:引き戸
引き戸の引手金具は現在はブロンズ色となっていますが、カギの部分は金色となります。
当然、金具の彫り込みが建具・建具枠ともに必要になります。
工事後です。工事箇所:引き戸
表示錠は、室外側は青または赤にてカギが掛かっているか、どうかを表示します。また、何かあっても室外側よりコインなどで開錠出来る様になっています。(1枚目写真)
カギが掛かるようにするために建具枠にも金具を取付します。(3枚目写真)
建具の表面材によって、塩ビシートや強化紙、プリント合板、突板合板、ムク材などがありますが、表示錠をあとから取付けることは可能です。
また、今回は建材メーカーさんの建具でしたが、建具屋さんの作った物の場合は下地の有無や位置などによって施工可能か事前調査により判断します。
工事前です。工事箇所:ドア
工事後です。工事箇所:ドア
今回は3箇所施工しました。写真の部屋は異なりますが同様となっております。
新築の時から生活する中で、『こうしたい』や『こうだといいな』と変更が必要となって来ます。
その場合に工事可能かどうか?交換可能かどうか?などのアドバイスは施工会社ですので的確に御提示させて頂きます。
この現場では築10年で、きれいな状態でしたので建具交換よりも、金具取付、金具交換を薦めました。