WORKS 施工事例

浴室ドアのカバー工法

本日は、『浴室ドアのカバー工法』のご紹介をします。

浴室折れ戸の交換には、ドアのアルミ製枠の交換が必要なため、浴室内部の壁のタイルが影響する場合が多くあります。

タイルを捲ったり、貼り替えたりすると工事が大事になり、また、当時のタイルも廃盤になっていたりして柄が合いません。

そんな時は、折れ戸を外して、アルミ製枠だけを残して、新たなアルミ製枠をその内側に取付ける、カバー工法がお薦めです。

施工前の様子です。この当時はアクリルではなく、強化ガラスが使用してあります。

その為、建具本体の重さが重く、長年の使用で枠と建具との隙間を塞いで漏水するのを防ぐゴム製のパッキンも破損しており、交換をお薦めしました。

 

この写真も施工前です。洗面所の床と浴室入口の下枠が段差無しのバリアフリーになっています。

なので、カバー工法を採用すると、どうしても下枠に段差が生じてしまいます。同様に上枠や左右も7~10mm程、新たな枠の為に有効開口寸法が狭くなります

今回は浴室内部から見たら古い部分が見えませんが洗面所側から見たら古い枠と新しい枠の両方が見えてしまいますが、その分安価に工事が出来ますので、そちらをお薦めしました。

 

施工後の浴室内部の様子です。先ほどの洗面所からの見た目の都合上(古い枠と新しい枠の両方が見える)、同色にて施工してあります。

建具はアクリル板の為に非常に軽く、ガラスと比べ安全です。

新たな枠の形状で上枠が古い枠より寸法が小さいので、古い枠との間に同色の平板を挟んで有ります。

枠の周りもコーキングで廻り、古い枠の隠しと防水を兼ねています

 

施工後の洗面所からの様子です。古い枠と新たな枠で2重になっていますが、そんなに気にならないと思います。

反対に古い枠を隠すと、余分な部材を取付けなければ、ならないので余計にスッキリとしなくなると思います。

 

最後に施工後の洗面所から見た、下枠の様子です。

スロープは木製で15mmの高さがあります。先ほど書きましたが新たに段差が生じてしまう為、スロープの高さに合わせ、思い切って15mm上げています。

7~10mm程、上がったままですと階段状になり、指の先をぶつけたりしてしまいますが、スロープなら安心です。

どうしても洗面所の床から下枠を上げたくない場合は、やはり浴室側の下枠の周りを解体してタイルをそこの部分だけ施工する等、作業が必要となりますが可能です。

 

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