本日は、『和室押入れ ハンガーパイプ取付』のご紹介をします。
今回は、『こんな小さい事でも頼めるの？』と問い合わせを頂きました。それは娘さんの部屋の押し入れに洋服を掛けれる様にパイプを取り付けて欲しいとのご要望でした。勿論ＯＫですと現地調査に行きました。
和室の押し入れは奥行が900ｍｍの物が多いです。１本取り付けの場合ですと掛けられる数が少なくなるので互い違いになる様に２本取り付ければより多くの洋服を掛ける事が出来ますよ、とお薦めしましたが、ワイヤータイプのハンガーでしたし洋服の前側に棚を置きたいとの事でしたので、結局１本取り付けとしました。
今回使用しましたハンガーパイプは、ステンレス製の32ｍｍサイズの物です。
ハンガーパイプは天袋根太（上段の床板下地45ｍｍ角材）に下側から取付金具を取り付けて、ちょうど吊るす様な感じで固定します。
押入れ間口も1700ｍｍありますので、途中に１か所吊金具にて補強する事にします。
また、壁がラワンベニヤにて施工してあったので、壁にポリ合板2.5ｍｍを上貼りする事をお薦めしました。
濃い色の洋服を吊り下げた際に肩や袖先の部分が壁のベニヤに触るとベニヤの粉やささくれだった物が洋服に付き、ブラシで拭いても取れない場合があるためです。
今回使用しました合板は、アイカ工業の単色ポリ化粧合板2.5ｍｍサイズの物です。
既設のラワン合板が2.7ｍｍの厚みの為、釘留は難しいので接着剤と両面テープの両方にて接着貼りをしました。
また、奥の壁はポリ合板２枚にて施工するため継手に樹脂製のジョイナーにて施工してあります。
釘跡もないつるっとした状態ですので白の部分が洋服に付くわけでもなく、もし壁板が汚れても簡単に拭く事が出来ます。
工務店ならではの、現地調査やアドバイスにより確実な施工とご提案を致します。安心して御相談して下さい。
